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ギャンブルレーサー

おいらは子供の頃から漫画があまり好きではなかった。

毎週発行される少年漫画雑誌を読み漁ったり・・なんてこともなかったな。

ませてたのかな・・・大人びた子供だった・・・今は子供のような大人なのに。

そんなおいらが書庫に残しておきたいとする漫画「ギャンブルレーサー」

田中誠さんという、あまり知られてない(?)漫画家が描くとてもマニアックな競輪の世界。

そして今年、18年間という長い連載を終了した。

さびしいな。

ギャンブルレーサーとは競輪選手である“関 優勝”という架空の人物の毎日を描いたもので、競輪で得た賞金を競馬や競艇やパチンコなどに遣ってしまうというお話し。

連載当初はこの関がとても強い選手でタイトル争いなどの物語でもあったのだが、ここ数年は息子の優一選手が主役と代わって父の夢を追いかける・・・ってな風に変わっていった。

なんだか寅さんと満男君みたい。

この漫画、競輪選手たちもよく控え室で読んでたりね、とってもその世界がリアルに描かれている。

競輪場の出走控え室なども細部にわたって見事に描かれてて、不思議だなぁと思ってたが埼玉に所属してた某選手がけっこう協力してたようだ。

で、この田中誠氏・・・とても競輪を愛していらっしゃる。

今の競輪界の落ち込みぶり・・・そして未来の競輪界を憂いてらっしゃる。

競輪はダメ。

もうだめ。

今のままでは本当になくなっちゃうよ、と真剣に訴え続けてくれてる。

P1090418_1 言っても無駄かもしれませんよ・・・田中先生・・・あの世界は事なかれ主義ですから・・・残念ですねぇ。

以下・・・競輪に対するおいらの愚痴(つまらないです)

日本に50場あった競輪場も少しずつ閉鎖されはじめている。

選手会はそれに反対・・・施行者側と裁判などで争っている。

自分たちの稼ぎ場所が減っていくわけだから当然なものかもしれない。

しかし、裁判ではすべて施行者側の勝利・・・廃止やむなしという決定。

平塚の競輪場は全国でもトップの売り上げを誇っていて、がんばってる競輪場でもあるが、近隣の小田原競輪場や伊東競輪場は開催するたびに赤字を計上する。

この競輪場のシステムも複雑で、平塚で行われてるから収益がすべて平塚市のものとなるわけではなく、他市(藤沢市や茅ヶ崎市他)も「平塚だけが潤うのはおかしいじゃねーか、うちにも分け前をよこせ」となり、鎌倉市営競輪や逗子市営競輪なども行われていた。

当然、伊東競輪場なども同じで、伊東市だけではなく清水市や焼津市なども競輪場を借りて収益をあげていたわけだ。

利益を得てた頃はよかった。

が、今となってはやればやるほど赤字となるわけで、借りてまで開催するのはバカバカしい・・・競輪場を借りて開催してた市はまっさきに撤退する。

こうなれば伊東市がすべての競輪開催を行わなければならなくなるわけで、赤字もすべて請け負うこととなる。

利益のあがる時だけ「やらせろ」と手をあげながら、赤字になれば「自分とこだけでやれよ」と言い出す他市の考えは虫が良く卑劣とも思えるが、競輪ごときの為に市民の税金を投入できんって考え方ももっともだ。

こうなれば伊東市もできれば早く撤退したいと考える。

競輪場を廃止したいと提案する・・・選手会と対立する・・・裁判になる・・・が、最近の競輪事情。

そもそもなぜ競輪がこうも衰退してしまったのか。

それは・・・脳のない上層部の連中が目先の利益だけに目がいき、お客様のことを考えなかったからだ。

競馬界で3連単が流行ってる・・・競馬界で馬番が流行ってる・・・こうなるとすぐ真似る。

ルールも毎年のように変える。

劣悪なスタンド環境。

当たってなんぼの博打の世界で当たらなくなるよう当たらなくなるように工夫してきた。

競輪は宝くじじゃない。

推理を楽しむもの。

それがわかってない。

よく競輪の中継で『8レースは“こう配当”となりました』などとアナウンサーがほざく。

10万円を超えるような払い戻し金が出たときだ。

10万円を超える払い戻し金というのは推理できるものじゃない・・・あり得ないことが起きた時にでる配当。

これは高配当であるけれども好配当ではない。

好配当とは「思ってたよりもついたな」となった時だ。

「200円くらいだろうと思ってたけど、280円もついたよ~」というのが好配当。

こうゆう楽しみがなくなった。

誰もがいちかばちかの宝くじのような配当金を目指すようになっちゃったから。

で、そんなものは滅多に当たるものじゃなく、当たらなければ楽しくないし、お金も続かない・・・競輪に愛想をつかしていく・・・と、なる。

毎年のルール変更もいい加減にしてもらいたい。

どんどん難しくなる・・・複雑になる。

競輪界は新しいファンの獲得をしなければならない現状なのに難しくしてどうする。

ただでさえとっつきにくい競技を複雑にしてどうする。

以前の井上茂徳のような選手が大活躍できるルールに戻すべき。

競輪は格闘技・・・自転車競走じゃない。

国際競輪がなぜファンに受け入れられなかったのか・・・わかんねーのか?

それから今でこそ少し減ったのか・・・選手の人数。

4000人ものプロ選手が生活できるプロの世界がどこにある。

ボクシングを見よ・・・ゴルフ界を見よ。

みんなバイトしながらいつかのしあがろうと頑張ってる。

4000人中の4000番目の選手でも年間一千万円近く稼げる世界なぞプロじゃない。

敗者戦の9着選手に賞金なんか出すな。

結果を残せなきゃ稼げないのがプロの世界。

甘いんだよ・・・だから魅力が失せるんだよ。

それから階級の変更。

ちょっと前まではS級・A級・B級とわかれていた。

これをS級とA級のふたつにした。

つまりはA級の一部を無理やりS級にし、B級を廃止し全員をA級にした。

なんだこれ?

安い商品に高い値札を無理やりつけて売ってるのと一緒だろ?

B級なんて連中はファンにまったく相手にされてなかったんだ。

普通なら辞めてもらえばいい。

それをA級選手として再発売した・・・あきれてものが言えない・・・言ってるけど。

それからさぁ・・・以前は通産省・・・今は何省なの?親玉。

自転車競技会などに天下りしてきてさ、3年間ほど会長職に在職し、数千万円の退職金をもらって辞めていく競輪をまったく知らないおじさんたち・・・恥を知れ!と言いたい。

こうなれば漫画家田中誠氏を会長職に大抜擢して、大改革をうちだし、あらたな競輪界をスタートさせてもらいたい。

いま、やらなければもう間に合わないよ?

それとも自分が在職してるあいだだけもてばいいんですか?

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コメント

すごい! 名文!
ここまで綿密にケイリンの分析をしている文章、はじめて読みました。

私は開催日に南口にたむろする競輪ジジイの風紀がどうしても好きになれないので、赤字なんだったらスパッと撤退してほしいと願う派です。
結構薄情ですね…。でも、今の競輪に文化も何もないんだったら、なくなっても別に構わないかなぁ…と。

投稿: ちしろ | 2007年5月14日 (月) 22:31

ちしろさん、こんばんは。

さっそくのコメありがとうございます。
マニアックな内容なのに(笑

確かに平塚の南口は競輪開催の日はひどかった。
今はセブンイレブンとなったあの辺りですね・・以前は立ち飲み屋さんがありまして、すごかったんですよねぇ・・・酒の匂いで。

競輪帰りのおいらが避けて通りたくなるくらいひどい道でした。
それも少し改善されてきたのかなとは思いますが、一般の主婦の方から見れば我慢ならないものだろうと思います。
申し訳ない(なんでおいらが謝るんだか)

それから、赤字ならスパッと・・当然ですね。
そのくらいドライに考えないとダメ。
ただ平塚のように長いこと競輪の恩恵を受けてきた街はスパッと・・というわけにはいかないのかもしれません。

以前は競輪場に勤めてるってだけで子供の縁談がダメになったなんて時代もありました。
それでも白い目で見られながらも勤めてくれた人たちをいきなり無職にって人道的にもどうかな?って思う人もいるのでしょう。

平塚の街が道路の整備、学校の数など、他市を圧倒してるのは競輪のおかげなんじゃないかな?
住民税なども他の市より安いはず(定かではないですが)

ともあれ、平塚競輪場がなくなるのはいちばん最後になるのかと・・・なんせ今や日本一の競輪場ですから。

おいらも競輪なんてやめちまえってのと擁護してあげたいって気持ちがごっちゃまぜになってて(笑

あ・・オリンピックの選手を開催国に派遣するのに競輪の収益金が使われてるって知ってました?
関係ないけど・・・

投稿: hossy | 2007年5月14日 (月) 22:59

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