« 職業は市議会議員です・・・ってか。 | トップページ | ちょっと待って~! »

世界一悪い女は本当に世界一悪い女だったのか?

たのしみは妻子むつまじくうちつどい 頭ならべて物をくふ時

世の男子たちが皆こうであればこんな悲しい事件は起こることもなかった。

ひょんなことから手にすることになった本『八日目の蝉』

次は?次は?このあとは?

どんどんその世界に吸い込まれていく。

リアルな描写から主人公となる二人に愛情が生じていく。

なんだこれは。

“世界一悪い女”である彼女に救いの手を伸ばしてみたくなる。

(それは・・・決して永作博美だからではない・・・断じてない)

きっとね、この事件を起こすきっかけとなったものが男の悪どさにあるから。

その罪滅ぼしをしたくなるんだ(なんでおいらが?)

うまいな・・・この作者は。

蝉は長い間土の中でのんびりと幸せな暮らしをし、土の外へと放り出される。

「いやだ~いやだ~」と夏のあいだ鳴き続ける。

「ちくしょ~ちくしょ~」と。

その苦行も一週間・・・彼らの辛く短い地上での生活が終わる。

と、かの長渕先生も言っておられる。

が、もちろん角田先生のそれはそんな嫌味なものではない(笑

普通であれば七日間でしか見れなかったもの・・・だのに八日目があったからこそ見れたもの知れたもの。

普通に生活してれば気づかなかったものを彼女たちはいいにつけ悪いにつけ知ることになるわけだな。

血のつながった親子の愛が最上か・・・いやいや、たとえ血などつながっていなくとも子を想う母の愛情は七日間のそれである蝉の寿命さえ伸ばしてしまうほど慈悲深いものなんだよ。

そして・・・世の男子たち。

浮ついた遊び心が時に人の人生を狂わすことまである。

角田先生のこれ以上ない男子たちに対する叱咤でもある。

身に沁みろ!

おいらもか。

銀も黄金も玉も何せむに まされる宝 子に及かめやも

たったひとりの子供のために金も人生さえも捨てたオンナ希和子。

もちろんやったことは極悪だ・・・某国の許しがたい暴挙同然。

ただ・・・彼女は本当に世界一悪い女であったのだろうか。

酌量の余地もない?        

この作品は面白い。

映画が待ち遠しい。

ランキング挑戦中⇒にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへにほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へにほんブログ村 野球ブログ 横浜ベイスターズへ

|

« 職業は市議会議員です・・・ってか。 | トップページ | ちょっと待って~! »

▲ひとりこと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/124378/51514988

この記事へのトラックバック一覧です: 世界一悪い女は本当に世界一悪い女だったのか?:

« 職業は市議会議員です・・・ってか。 | トップページ | ちょっと待って~! »