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ドキュメント…あの人に会いたい

「雨止んで人、傘を忘る。とかく人間は時の流れに過ぎし日のことを忘れがちなものです」とその昔ドキュメント番組で口上していた。

歳をとればとるほどなつかしい人に会いたくなるもの。

先だって娘のコンサートの帰りに親父を連れて築地に夜飯を食べに行った時の話し。

もんぜき通りを歩いていると小さな看板…その看板にするどく反応する親父。

「庄ちゃんの店がまだあるよ!」

日本料理の料理人だった親父は小僧の頃から築地にはお世話になっていた。

結婚してからも続けていた横浜伊勢佐木町の店にも品物を届けてくださったのがこの“庄ちゃん”であるらしい。

言ってもね…50年も前の話ですよ。

ぶっちゃけ話半分だったわけ…聞く方とすればさ。

ところがその庄ちゃんのお店に電話しちゃったりしてるわけ(3度電話して通じなかったらしい)

わかった…そこまで本気ならおいらが桂小金治になってやろうじゃないか。

奥とディズニーシーに向かう途中、朝食を築地でとってから出かけようとなった。

朝食をすませ7時半頃だったかな…その庄ちゃんのお店をたずねてみた。

市場のなか…どこがどこの店なんだか…探してたら「なんかお探し?」お兄さんが声をかけてきた。

『はい、○○さんってお店を…』答えれば「それならそこだよ」教えてくれた。

お店にはひとりのご老人がお片付け中。

『大変申し訳ないです。買い物じゃないのですが…うちのおじいちゃんが昔こちらのお店にたいへんお世話になったらしいんです。先日外の看板を見て興奮しちゃってどうしても元気であられるのか気になって電話もさせてもらったらしいんですが…もう50年も前の話なんですが…』ここまで一気。

Dsc01414 すればこのおじいちゃん「お名前は?」

『ホッシーと言います』

言ったとたん「あぁ~横浜の」

この瞬間おいら一気にこみ上げてきた。

『そうです。そうです。』

50年前の話が生き返った。

82歳の親父と79歳の庄ちゃんの点と点がつながった。

写真撮ってもいいですか…おじいちゃんに見せてあげたいんでとパチリ。

すぐに親父に電話…庄ちゃんは元気だったよ…こないだの50年前の記憶は本物だったよって。

家に戻りこの写真を見せてあげればもう泣いちゃって「うれしいねぇ~」

こないだ7時半頃片づけをしてたから今電話してみな…させてみれば

50年の歳月が吹き飛んだような語り口。

「こないだ息子さんが来てくれてね、すぐにご馳走でもしてあげようと追いかけたんだけど見つけられなくて申し訳なかった」って言ってくれたらしい。

親父の笑ってるような半分泣いてるような顔を見て、桂小金治のおいらも目頭が熱くなった。

来月の5日、会いに行くんだって。

50年前に戻って語り合うんだろうか。

良かったね…じいちゃん。

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