« 魔法の瓶 | トップページ | 戦力外通告 »

美学

松井秀喜がユニフォームを脱ぐか。

まあ…遅きに失したって感もあるなぁ。

正直すぎ?

日本人はやめる人に優しいからな。

おいらは松井でいちばん最初に思い出すのがWBC不参加を示した時のこと。

あのイチローでさえ参加してくれるのに!

チームまるごとで協力しなかった中日の落合と松井のこの仕打ちだけは絶対忘れない!

そう思ったもんだ。

それでも日本はWBCを連覇し、日本中を熱狂させた。

ざまあみろ…落合、松井め。

ところがその後どうだ。

イチローを筆頭とした主力選手の相次ぐ故障・離脱。

参加しなかった中日ドラゴンズが結局シーズンを制した。

落合と松井の判断はプロとして当然のことだったのかもしれない。

無理をして日本優勝のために尽力したイチローとシーズンに徹した松井の評価はその後明暗をわけた。

日の丸に非協力的な者を日本人は許さないからな。

おいらもそうだったわけだ。

でもさ。

いま思えば…松井のカラダは満身創痍でそれどころじゃなかったんだなぁ。

おそらく本人だって日の丸背負って戦いたかっただろうよ。

それを…許す状況じゃなかったわけだ。

知らずに言いました…申し訳なかったです。

イチローは別格として、その他のメジャー挑戦組の中でも野茂と松井は本物のメジャーリーガーであった。

ニューヨーカーが未だ「ヒデキのおかげでヤンキースが世界一になった」と言ってくれている

チームメートもだ。

世界一のプロ野球チームヤンキースの4番を打ち、ワールドシリーズのMVPまでも獲得した。

向こう数十年ありえない出来事であるかもしれない。

また、そのすごさを知らな過ぎるファンが多い。

おいらにとって松井は永遠の敵であるので深くは知らないが、審判に文句をつけることもなかったし試合後嫌味を言うこともない。

お金でもめることもない。

ジャイアンツとヤンキースの4番を張り、ここいちばんで期待に応えてきた。

野球少年全員に見せたい理想の見本のようなプロ野球選手であったな。

その見本になれなくなったのだからけじめをつけるってところでしょう…これは一流の人間だけが持つ美学なんだろう。

その決断に対し、周りがとやかく言うことじゃない。

もう敵ではなくなったのでね。

心の底から…本当にご苦労さまでした。

甲子園のあの時から始まった松井伝説。

あなたは日本プロ野球ファンの誇りです…と、言ってさしあげたい。



野茂や松井のようにアメリカに骨をうずめる覚悟。

メジャーで闘えなくなればそれは潮時と決める人。

アメリカじゃダメだったけど日本に戻ればまだ十分やれると考える人。

それぞれだね。

覚悟のほどが結果に出てるような気がするのはおいらだけか。

ごめん…これは嫌味。

応援してやってください⇒にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへにほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ

|

« 魔法の瓶 | トップページ | 戦力外通告 »

●スポーツなこと」カテゴリの記事

コメント

来年2月にヤンキースがワンデー・コントラクト(1日限りの契約)でピンストライプの「55」としてメジャー引退を計画しているそうです。なんとも粋な計らいですね。

投稿: 大磯鯉党 | 2012年12月29日 (土) 12:17

大磯鯉党さん

粋な計らいはもちろん、例え一日でも契約してそれを行うってところがカッコいいですねぇ。
ドライな感じのするアメリカですが「忘れない」心は日本人よりも強く持っているのかもしれません。

投稿: ホッシー | 2012年12月31日 (月) 01:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/124378/56413405

この記事へのトラックバック一覧です: 美学:

« 魔法の瓶 | トップページ | 戦力外通告 »