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優しき男子

小説ってのは「どの本がいい」と一概には言えないね。

みんなが大絶賛してても自分には合わなかったり。

ラーメンと一緒か。

万人に愛されるものなんかないってことか。

小説でいちばん大切なのは相性。

文章が自分に合うか合わないか。

だからまあ、一度好きになった作家の本ってのはたいがい良く思えるな。

おいらはいろいろ乱読するタイプなので特に誰が好きってのもないが、浅田次郎の文章は好きだな。

男っぽくって優しい。

グッとくる…文章が入り込んでくる。

いかにも泣かせる場面…ってわけじゃないのに涙が出てきたりすんだ。

かつてそんな想いをしたことがあるからなのかもしれないね。

あじさいの淡やかな帯が夕まぐれの涯(はて)まで続く小径(こみち)であった。

二人はそれぞれに、かつて自分が愛し、時の彼方に去っていった女たちのことを考えていた。

彼女らは今、どんな男を愛しているのだろう。

詮ない想像であるが、少なくとも自分以上の男に愛されているに違いないと、忘れられた男たちは思うのである。


男ってかくも好きだった女が今幸せであればいいなと思うものなんだな。

男って優しいんだよ。

浅田次郎の文章には男気がある。

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