▼子供のこと

親冥利

ステンドグラス越しの日差しのなか

静寂を引き裂くように「誓います」と息子の声が響いた。

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「ほぉ~こんなにはっきりと声を出せる奴だったのか…」

20年以上も一緒にいたのに息子の知らない部分を見せられたような気がした。

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昨年入籍だけを済ませていた長男夫婦が式を挙げた。

ほんの二ケ月前に娘が式を挙げたばかりだが親として感傷に浸ってるしまもない。

それでもめでたいこと続きだ…幸せな親だ。

親としてなんの負担もしてやれない…子供が自分たちの力だけで挙げる結婚式。

どの程度のものなのか、思っていたがなかなかどうして立派な式だった。

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二人の大好きなディズニーキャラに囲まれての可愛い内容。

それこそ隠れミッキーを探してまわるようだ。

ゲストの皆さんに感謝を述べる息子の挨拶も立派だった。

驚いたな。

いい結婚式だった。

よりもなにより、子供たちの成長をあらためて知らされた。

親はなくとも子は育つ…なんて言うが親として立派なことは何もしてやらなかったのにな…多くの皆さんを招待し成し遂げた。

感無量。

それにしても娘の式の時にも言われたが、我が家はそんなに貧しかったか…

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裕福な家庭ではなかったけど…う~ん。

いやそれより「2人の息子に生まれて幸せでした」の方の言葉をありがたくいただこう。

親冥利に尽きる。

それから新郎父のあいさつの時にも話してしまったが、親は離れていった子供を思えば寂しい。

それでも君らと会う時は歯を食いしばってそんなところを微塵も見せずに笑顔で迎える。

そんな親の気持ちも少し汲んでもらって絶対に幸せでいてほしい。

親が与える最後の宿題です。

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ゴールデンウィークな一日

おいらの人生にゴールデンウィークといったイベント事は無縁

毎年のことなんで浮かれ気分でお出かけになる皆さんを見ていても何とも思わない。

もう慣れた。

そんなおいらにも今年はなかなかのイベントが待っていた

娘夫婦の新居にお呼ばれ。

しかも…あの娘の手料理付き。

こんな日がくるとは…長生きもするもんだ(そんなおおげさなことじゃない)

12時50分に来てくれとなんとも中途半端な時間設定。

せっかくだから辻堂のテラスモールでお買い物でもしていくか…お土産も買えるし。

そしていざ向かおうかとなったとき、東海道線で人身事故

まじかぁ…約束の時間に間に合わないじゃん…婿さんが駅まで迎えに来てくれてるというのに。

といった心配はまったく無駄になるくらい…娘の段取りがわるい。

相手のご両親まで招待してるというのに…昼ごはんが夕飯になりそうだ。

なんだよ~夜はカレーを食べに連れて行こうと思ってたのに、これは無理だな。

なんとか15時前にホームパーティーも始まりなごやかなうちに終焉。

カレー食えねえべよ~心配したけれども婿さんも行く気まんまん。

藤沢駅から江ノ電で七里ガ浜まで。

前を行くあの人たちも珊瑚礁(カレー屋さん)かも…抜いちゃおうかなぁ。

なんてな些細な姑息な考えも現場に行けばまったく無駄な考えだと知らされる。

ディズニーランドのトイストーリーマニアばりの大行列

一時間半待ちとなっています…悲しいくらい断言される。

よそへ…とも思ったがせっかくだからと行列に加わることとした。

この行列の時間もお腹を減らすためには必要な時間だったくらい順番が来た時にはいい感じの空腹感。

たくましく食べる婿さんを見ながらいい時間を過ごせました。

遠くへお出かけも楽しいけれど、何事にも代わられない貴重な時間もあるものだとしみじみ思えました。

思い出に残るゴールデンウィークになった。

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桜も微笑む

桜が咲くたび、この日の事を思い出すだろう

多くの皆さんの笑顔に包まれて、新しい夫婦が誕生した。

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もちろん式場の協力あってのものだが、ふたりが一生懸命考えてもてなそうという気持ちが伝わってくるいい式であったな。

朝からばたばた

式場について順番に衣装更衣室へ

着慣れないモーニングに履き慣れない革靴

親族の紹介だってドキドキしちゃう

あれ?うちの嫁…名前なんだっけ??

途中なごやかでお料理も美味しかった

マンドリンと縦笛のセッションも素敵だったよ

あのクライマックスまでは…

いっぺんしたのが娘からの手紙だ

これはいかん

てか…こいつ…強いなぁ

本当においらの娘か?

そうだよ…この強さが次々に目標をクリアしていった源だったんだ。

なんだろ…子育ての通信簿をいただいたような心境だった。

神殿での三々九度の折、娘の顔を見つめながらうんとうなずく婿さん。

涙にくれた娘のその頬をハンカチでそっとぬぐっている婿さん。

この彼に出会えて娘も、そしておいらたちもとても幸せです。

これからの人生、順調なことばかりじゃないだろう

が、たとえ嵐になろうともこの子とであれば乗り越えていかれる

そう思わせてくれた素敵な一日でした。

最高の親孝行であったよ…ありがとう。

さて6月には息子の挙式

これにも参加予定のおじいちゃんとさっちゃんは、彼女のできた真ん中の息子に向かってしきりに結婚するのかどうなのか訊いていた。

妹の結婚式に刺激されたかまんざらでもなさそうな息子なるぴー。

「お願いだから今年はやめてね」すがるように言っていたおじいちゃんとさっちゃんの姿が笑えた。

いや、笑い事じゃないかもしれない…

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娘が嫁ぐ日

その前夜

まあ、書かないわけにもいかんべ

思っても、特別な感情が湧かん

すでに家を出て行った子

だからかな

映画やドラマのような雰囲気にはならんのね

期待してたのに…自分のなかで 笑

明日からいなくなるとなればまた違った感情も起こりうるのだろうけど。

旦那となる彼もいい子だし、そのご家族もまったく心配ない

安心して嫁がせられる

幸せなことです

あとは明日の天気

せっかく花嫁衣装を着て満開の桜の下を歩きたいと希望する娘のそれを叶えてあげたいな

ここまでよく頑張ってたから

せめて明日挙式が終わるその時間まで…なんとか天気をもたせてください

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さらに巣立ち…二羽目

「元気でね」

またまた…永遠の別れみたいに。

おおげさだろ。

明日家を出る日、息子がおいらに言った。

空になった二部屋目の空間に身を置きながら、いろんなことを思い出す。

なぜかな…この家に来る以前のことまでずっと。

ここ数か月、この家を出る息子と過ごす時間が増えた。

結婚の事、自動車免許のこと、新居のこと、車購入の事…ちょいちょいおいらの部屋を訪れては相談してきた。

この子とこんなに話したことなかったんじゃないだろうか。

へぇ~こいつってこんなに笑うんだ。

そしてね、思ったのがこの子は優しいなぁってこと。

人の事ばかり気にしてね。

家を出た日、めったにこない彼からのLINE

「身体に気をつけてね」

ほぉ~そんなこと言ってくる子だったんだ…知らなかったよ。

娘に続いて息子までが家からいなくなった夜、平然としてる奥に「寂しくないの?」聞いてみた。

『寂しいよ。でもいいことだから』

そうか…やっぱり同じ気持ちなんだ。

であるならば、おいらも歯を食いしばってここいちばんやせ我慢してみるよ。

結婚式は来年の6月だけれども、この自身の誕生日に入籍したらしい。

おめでとう。

「永遠の幸せを…」

そう思うおいらもやっぱり親のはしくれ…

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お墓参り

息子カップルが結婚の挨拶に来るという。

伝えた娘カップルも来るという。

おばあちゃんの誕生日も重なって、だったらばランチに出ようとなった。

レストランでお食事。

なごやかに、穏やかに…

両カップルとも来年には結婚する。

ならばと…おいらは考えた。

「そうだ、お墓行こう」

子供たちに伝える。

結婚のあいさつに来た子供たちに、いきなり我が家のお墓参りってのもどうかと思ったが、「君も入るお墓だから」息子の彼女に伝える。

「私たちも?」娘カップル。

お前らがうちのお墓に入るには、いろいろ面倒な事態になった時なんだよ。

入るわけないだろ!

暑い中だけど我が家のお墓へ。

せっかくだから4人で車に乗っていきな

娘の彼の車にカップル二組みが。

我が家のお墓に手を合わせる彼と彼女を見ながらちょっと不思議な気持ち。

そして、おいらには二人の子供ができるんだと実感。

お墓参りを済ませ我が家に戻った両カップルは早くも意気投合したのか、夕飯を食べに行ってくると出かけた。

そして我が家ではじいちゃんとばあちゃんが「今日はお誕生日をみんなで祝ってくれて幸せだったね」って。

「思いがけずみんなでお墓参りまでしてくれて忘れられない一日だった」と涙ぐんでもいた。

そんな我が家族を見ていて、おいらもとても幸せな一日だったなと思った。

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父親失格だな

大塚家具が父娘骨肉の争いに発展しそうで…

しかしこの父娘…以前は父が溺愛するほど可愛がっていたんだとか。

娘も学校が終わればそのまま父のいる社長室に飛び込むほどのお父さんっ子だったそうで。

わからんもんだな。

今朝細川さんから「行ってきまーす」とメールが入った。

愛してやまないカンボジアの至宝アンコールワットをぜひとも娘に見せてあげたいのだと父娘で旅立っていった。

ほぉ~娘さんとふたり旅か。

そういえば先だってはモリックさんも娘さんと一緒に毎年恒例の初詣に出かけた。

岩下さんもちょいちょい娘さんとデートしているようだ。

みんな、仲がいいんだなぁ。

あらためて自分を振り返ってみる。

思えば…おいらは娘と二人きりで出かけたことが一度もない。

「それは娘さんが成人されてからでしょ?」思うだろうが、幼い頃からだ。

そりゃあ…赤ちゃんの頃の娘を抱っこして近所を歩いたことくらいはあっただろうが、何かを目的として出かけたことは皆無。

二人きりでご飯を食べに行ったってことも一度もない。

普通ですか?

奥は子供がひとりってわけじゃないんだから、二人きりって機会がなかったんだよと言うがそんなものなのかな。

上の息子とは野球を観に行ったり、鈴鹿までF1を観に行ったりはした。

真ん中の息子とはナムコで当選したミステリーツアーに行ったっけ。

それでも二人きりでとなれば食事に行ったのを入れても3~4回だ。

正直まだまだ遊びたい盛りに結婚して、自分だってまだまだ子供なのに父親になって。

自覚もなかったんだろうなぁ。

今となってよその親子をうらやんだりする。

後悔先にたたずだなぁ…ってか子育てやり直したい。

そんなことを考えてた細川さんのメールな一日。

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雛(ひな)は飛び立った

娘の部屋がポッカリ空いて、胸の中もポッカリ空いた。

「じゃあ行くね」

ひとり立ちしようとする娘。

「おぉ、頑張れよ」

顔も見ないまま背中を向けたまま。


今日初めて主のいなくなった部屋を開けた。

しば~らく眺めてた。

古ぼけたベッドだけは置いていきやがったか。

足の踏み場さえなかったあの部屋がすっきりとしちゃって。

「この部屋にジャマだったジャケットや趣味のものなんかを置いておくか」強がってみる。

子供はいつか巣立つもの。

めでたい日。

やがて必ず来る日…その日が来ただけ。

そうだ、娘に言い忘れた。

「戻ってくんじゃねえぞ~この部屋はおいらの荷物置きにするんだからな」

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宝物

娘が4つの小袋を持って歩いてる。

どうやら中身はお金。

就職してはじめて本格的にもらった賞与の一部らしい。

「使うものないから大人の皆さんにお小遣いあげる」と。

おじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、そしておいらにってことらしい。

もちろんお金は欲しいところだが、おいらにとっていちばん気になるのが娘のもらった賞与の金額。

新卒の地方公務員がいくらもらってんだ?

『おまえ、ボーナスいくらもらったんだ?』率直に聞いちゃう。

すんなり言うかと思ったんだけどね…「申し訳なくて言えないわ…国民の皆様に」。

とぼけやがって…そんなこと覚えたんか。

「お父さんはいくらもらったのよ?」逆に聞いてきやがる。

そんなこと…『申し訳なくて言えないわ…お母さんに』。

まあそれはさておき、あのドケチな娘がおいらに現金をくれた。

歴史に残る一日だわ。

そうそう…おいらこう見えてもね、長男が5年前に初任給の中からくれたお小遣いを袋のまま未だに残してあんのよ。

奥に『あれ大切にしまってあるんだ』と言えば「へぇ、えらいね」って。

ほぉ~こりゃこいつはもう遣っちゃってるな。

娘がくれた小袋も同じ場所にそっとしまいました。

きっとおいらが死んだときに遺品として誰かが見つけんべ。

子供たちが小さい頃にはお年玉にまで手をつけたおいらだけど、このふたつの袋にだけは手をつけないでおこう。

せめて、それだけは。

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一緒にいて楽しい人

「ブログの更新しなくなったね」

言われるので言い訳を。

娘が読むようになって…会社の同僚が読むようになって…奥が読むようになって…書きたいことも制限せざるを得なくなって面倒になってきた。

楽しくないんだよね。

これに加えて娘が「彼氏がブログを読んで感動しちゃって~」言い出した。

なんでおまえ…よりによってそんな他人様にまでこんなブログの存在を教えんだ!

ってかさ…まったくの見知らぬ他人であればそう気にもとめないが、彼氏ともなれば話は複雑だべよ。

あぁ~よけいにつまんなくなってきた。

その娘…奥まで一緒になって「〇〇日はいる?」聞いてくる。

おいらは自由にしとかないと死んじゃうよ…おいらの自由を奪わないで。

予定入れないで!

ってとこなんだけどさ…そのブログに感動した彼氏がおいらに会いたいと言ってきた。

おいらは別に会いたくない。

そう言えないのも面倒なところだなぁ。

ってことで午後からの仕事のとある日曜日…その男はやってきた。

某店から出前を取り、狭いテーブルに6人で座ってお食事会。

沈黙が怖くていろいろ聞いてみる(じいちゃんがしゃべりっぱなしで実際には沈黙はないのだが)。

これにまったく物怖じしないその彼氏。

堂々とおっさん二人相手に答えを返してくる。

ふ~ん…一緒に薬指にリングなんかしちゃってね。

『で、付き合ってるわけ?交際しちゃってるわけ??』おいらが核心に触れる。

これにも堂々「そうだ」と言って返す。

彼は娘より5つ年上。

にしても…ずいぶんとしっかりしてるもんだな。

我が息子たちを残念に思うくらいだ。

『ぶっちゃけ…この人(娘)のどこがいいわけ?』

このおいらの質問に対しての彼の答えが上のタイトルなわけ。

「一緒にいて楽しいんですよね」ってさ。

いい答えだね。

もっと言えば「一緒にいて居心地がいいんですよね」が出ればパーフェクトだが、これはおいおい感じていくものだろう(そうであるならばね)。

そうなれば我が夫婦のように仲良しでいられんよ。

好青年でね、もっとゆっくり話をしたかったが、おいらも仕事の時間。

『じゃあ、仲良くやってよ』言葉を残して後にした。

この先うまくいってくれればそれに越したことはないが、こればっかりはわからん。

我が夫婦だって、先のことはわからんのだから。

おいらは父親というよりもね、人生の先輩として思うは「とにかくいちばんいい決断をしてください」だ。

その決断の先に今日のふたりが今後も一緒にいられればそれがいちばんであるのだけどね。

それとね…ケジメだけはきちっとつけてね…これは父としての願い。

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